産前産後にペットを預けるには?里帰り・出産入院中の一時預かりと選び方
妊娠がわかってから出産、そして産後の数か月は、体も生活も大きく変わります。切迫早産で安静を言い渡されたり、出産で入院したり、退院後は昼夜のない新生児のお世話が続いたり。そんな時期に「愛犬や愛猫の世話まで手が回らない」「里帰り先ではペットを連れて行けない」と気づいて、どうすればいいのか悩む方は少なくありません。
「一時的に預けるなんて、かわいそうかな」「赤ちゃんとペットを一緒にして大丈夫なのかな」。そんな不安や罪悪感を抱えながら、この記事にたどり着いた方もいるかもしれませんね。まず知っておいてほしいのは、あなたは何も悪くない、ということです。
この記事では、全国の提携先からお預かり先を無料でご紹介するコンシェルジュ(予約代行)のピースワン.comが、産前と産後それぞれで何が大変になるのか、預ける・自宅シッター・家族に頼るといった選択肢の選び方、そして衛生や罪悪感の不安との向き合い方を、やさしく整理します。
先に結論
産前産後にペットの世話が難しくなったときの選択肢は、大きく「施設に預ける」「自宅にシッターを頼む」「家族や親族に頼る」の3つです。産前の安静や入院、産後の里帰りなど、時期と事情に合わせて選び方が変わります。
短期間離れることは、置いていくことでも、見捨てることでもありません。無理に手放す必要もありません。一人で抱え込まず、預け先が見つからないときは気軽にご相談ください。
産前・産後、ペットの世話はなぜ難しくなるのか
まず、産前と産後では大変さの種類が違います。時期ごとに何が起こりやすいかを知っておくと、あとで選択肢を選ぶときに迷いにくくなります。
産前は「安静・入院」で急に動けなくなることがある
妊娠の経過は人それぞれですが、切迫早産や妊娠高血圧などで、急に安静や入院を指示されることがあります。散歩に連れて行けない、しゃがんでトイレの世話ができない、重いフードの袋を持てない。こうした「今までできていた世話が、ある日から難しくなる」状況は、予定して起きるわけではないぶん、慌てやすいものです。
とくに出産予定日が近づくと、いつ入院になるかは読みきれません。産前のうちに「もし急に入院になったら、誰がこの子を見てくれるのか」を、まだ動けるあいだに考えておくと安心です。
産後は里帰りと新生児の世話で手が回らない
産後は、退院してすぐに昼夜を問わない授乳とお世話が始まります。実家に里帰りする方も多いですが、里帰り先でペットを受け入れてもらえないことは珍しくありません。集合住宅で飼えない、実家に別のペットがいる、家族にアレルギーの人がいる、といった事情はよくあることです。
自宅に戻ってからも、新生児のいる生活にペットのケアを重ねるのは体力的に大変です。里帰り中や産後しばらくのあいだ、ペットをどうするかは、産前のうちから家族で話し合っておきたいところです。
多頭飼い・大型犬・シニアはさらに負担が大きい
頭数が多い、体の大きい犬がいる、高齢や持病でケアが必要な子がいる。こうした場合は、産前産後の負担がさらに大きくなり、あわせて受け入れてくれる預け先も限られやすくなります。何頭かをまとめて預けたい方は多頭飼いのペットを預けるときの考え方も参考になります。
時期別の預け先の選択肢を比べる
ペットの世話が難しい期間、選べる方法は主に3つあります。それぞれ向いているケースが違うので、産前産後のどの場面かと照らし合わせて選びましょう。
選択肢は「施設に預ける」「自宅にシッター」「家族に頼る」
施設に預けるのは、ペットホテルや動物病院併設の預かり施設などに宿泊で預ける方法です。プロが見てくれる安心感があり、出産入院のようにまとまった日数、家を空けるときに向いています。一方で、環境が変わることを負担に感じる子もいます。
自宅にシッターを頼むのは、いつもの家でお世話してもらう方法です。環境が変わらないぶんストレスが少なめで、猫や、場所見知りをする子に向いています。里帰りをせず自宅で過ごす産後などに合います。シッターと施設の違いはペットシッターの選び方と比較で詳しく整理しています。
家族や親族に頼るのは、里帰り先の実家や、近くの親族に預ける、または通ってもらう方法です。気心が知れていて費用も抑えやすい反面、相手の負担やペットとの相性、アレルギーの有無を先に確認しておく必要があります。
選択肢を一覧で比較する
3つの選択肢を、向いているケースと気をつけたい点で並べると、次のようになります。ご自身の産前産後の予定と照らし合わせてみてください。
| 選択肢 | 向いているケース(時期の例) | メリット | 気をつけたい点 |
|---|---|---|---|
| 施設に預ける(ペットホテル等) | 出産入院など、まとまった日数、家を空けるとき | プロが管理、夜間の見守りがある施設も | 環境が変わる負担、繁忙期は早めの予約を |
| 自宅にシッターを頼む | 里帰りせず自宅で過ごす産後、猫や場所見知りの子 | いつもの環境でストレスが少なめ | 事前の打ち合わせや鍵の受け渡しが必要 |
| 家族・親族に頼る | 里帰り先の実家、近くに頼れる人がいるとき | 費用を抑えやすく、気心が知れている | 相手の負担、相性やアレルギーの確認が必要 |
※どれが正解ということはありません。時期と、その子の性格、頼れる人の有無で選び方は変わります。
短期のお試し宿泊で、先に慣らしておく
どの方法を選ぶ場合も、産前のまだ動けるうちに一度「お試し」をしておくと、本番が安心です。施設なら日帰りや1泊のお試し宿泊、シッターなら一度短い時間で来てもらう。そうやって少しずつ慣らしておくと、いざ出産で長く離れるときに、ペットも飼い主さんも落ち着いて迎えられます。慣らし方のコツはペットホテルのお試し宿泊で慣らすコツにまとめています。
選択肢そのものを広く見比べたい方はペットの預け先の選択肢を比較を、里帰り出産とペットの両立に悩む方は里帰り出産のときペットはどうするも、あわせてご覧ください。
赤ちゃんとペットの衛生・アレルギーの不安への向き合い方
「赤ちゃんとペットを同じ家で過ごさせて大丈夫かな」という不安も、この時期によく聞かれます。ここは医療にかかわるところなので、一般的に言われることを整理したうえで、心配なときの相談先をお伝えします。
衛生面で一般的に言われること
一般的には、ペットのトイレやフードまわりを清潔に保つ、赤ちゃんの手が届く場所にペット用品を置かない、ペットに触れたら手を洗う、といった基本のケアが大切だと言われています。ワクチンやノミダニの予防を、かかりつけの獣医師の方針に沿って続けておくことも、よく勧められる備えです。
これらは「同居を続ける場合の心がけ」であって、預けなければ危険という話ではありません。逆に、預ければすべて解決するというものでもありません。ご家庭の状況に合わせて、無理のない方法を選べば大丈夫です。
アレルギーが心配なときは、かかりつけに相談を
赤ちゃんや家族のアレルギーについては、心配の度合いも体質も人それぞれです。ここで「大丈夫」「危険」と一律に決めることはできません。気になる場合は、自己判断をせずに、産科や小児科の医師、そしてペットのことは獣医師に相談してください。専門家に事情を伝えたうえで、同居を続けるか、一時的に離すかを決めるのが安心です。
「離す」だけでなく「工夫して同居」も選べる
不安が先に立つと「手放すしかないのかな」と思い詰めてしまうこともあります。けれど、部屋を分ける、ケアの担当を家族で分担する、産後の数週間だけ預けて体調が落ち着いたら戻す、といった工夫で乗り切っている家庭もたくさんあります。ずっと離すのか、しばらくだけ預けるのか。選択肢は「ゼロか百か」ではありません。
「預けるのはかわいそう?」という罪悪感とのつきあい方
ここまで方法を整理してきましたが、いちばん気持ちを重くするのは、料金でも段取りでもなく「預けるのはかわいそうなのでは」という罪悪感かもしれません。
罪悪感がわくのは、大切にしている証拠
預けることに胸が痛むのは、それだけその子を大事に思っているからです。どうでもいい相手になら、罪悪感は生まれません。だからまず、そう感じる自分を責めないであげてください。あなたは、限られた体力と時間のなかで、その子にとっていちばんいい方法を探している最中なのですから。
短期間離れることは、見捨てることではない
出産前後の一時的なお預かりは、その子を手放すことでも、置いていくことでもありません。むしろ、あなたが無理をして共倒れになるより、少しのあいだプロや家族に見てもらうほうが、その子にとっても穏やかに過ごせることがあります。落ち着いたら、また一緒に暮らせます。罪悪感との向き合い方はペットを預ける罪悪感とのつきあい方で、もう少しくわしく寄り添っています。
産前産後の一時的なお預かりは、あなたと赤ちゃん、そしてペットみんなが安心して過ごすための前向きな選択です。「離れているあいだも、この子は大事にされている」。そう思える預け先を選べれば、罪悪感はきっと軽くなります。
全国紹介コンシェルジュで産前産後に合った預け先を探す
「どこに預ければいいのか、探す元気も時間もない」。産前産後は、まさにそういう時期です。預け先探しは、一人で抱え込まなくて大丈夫です。
妊娠中・産後の事情に合わせて条件を整理する
ピースワン.comは、自社でペットを預かる施設ではありません。全国の提携先(お預かり先)の中から、犬種や年齢、持病の有無、里帰り先や自宅のエリア、預けたい期間に合わせて、条件に合う預け先を無料でお探しするコンシェルジュ(予約代行)です。「出産入院の1週間だけ」「里帰り中のひと月」など、期間と事情を伝えていただければ、飼い主さんに代わって探し、料金の目安や含まれる内容の確認までお手伝いします。
相談は無料、急ぎのご相談も承ります
「切迫で急に入院になった」「里帰りが早まった」といったお急ぎのご相談も承っています。「うちの子でも預かってもらえる?」「この期間で探せる?」の段階から、どうぞ気軽に声をかけてください。妊娠中の体で何軒も電話をかけて回る、その負担を、こちらで引き受けます。
よくある質問
Q. 産前のいつごろから預け先を考えておけばいいですか?
体調が安定していて動けるうちに、早めに考えておくと安心です。切迫早産などで急に入院になることもあり、産後の里帰りの段取りも重なります。目安として、出産予定日の1〜2か月前には候補を絞り、できればお試しで一度慣らしておくと、いざというときに慌てずにすみます。
Q. 里帰り出産のあいだ、ペットはどうするのがいいですか?
里帰り先でペットを受け入れられるかをまず確認し、難しければ「自宅にシッターを頼む」「近くの家族に頼る」「施設に預ける」から、期間とその子の性格に合う方法を選びます。自宅で過ごせる子はシッター、長期で家を空けるなら施設、というように使い分ける方が多いです。判断に迷うときはご相談ください。
Q. 赤ちゃんが生まれたら、ペットは手放さないといけませんか?
そんなことはありません。衛生面の基本のケアを続けたり、部屋を分けたり、産後のしばらくだけ一時的に預けたりと、工夫しながら一緒に暮らしている家庭はたくさんあります。アレルギーなど医療の心配がある場合は、自己判断せず、医師や獣医師に相談したうえで決めると安心です。
Q. 出産入院で急に預け先が必要になりました。当日でも探せますか?
お急ぎのご相談も承っています。ピースワン.comは全国の提携先から条件に合う預け先を無料でお探しするコンシェルジュです。エリアや期間、その子の情報を教えていただければ、飼い主さんに代わってお探しします。まずは気軽にお問い合わせください。
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産前産後は、心も体も余裕がなくなりやすい時期です。ペットのことまで一人で背負おうとしなくて大丈夫。少しのあいだ誰かに頼るのは、その子を大切にしているからこその選択です。預け先が見つからずに困ったら、いつでも気軽に声をかけてくださいね。あなたと赤ちゃん、そしてその子が、穏やかに過ごせますように。🐾
※本記事はペットの預け先選びに関する一般的な情報提供です。衛生やアレルギーなど健康にかかわることは、かかりつけの医師・獣医師にご相談ください。個別の施設・料金・契約は各施設に直接ご確認ください。
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