帰省・実家に連れて行けないときのペットの預け先|お盆・年末年始の手配と送迎
お盆や年末年始の帰省が近づくと、「うちの子はどうしよう」と頭を悩ませる飼い主さんは多いはずです。実家がペット不可、親戚に犬アレルギーの人がいる、長距離の移動がこの子には負担そう——。連れて行けない事情はさまざまでも、共通するのは「早めに預け先を確保しないと間に合わない」という点です。
この記事では、全国の飼い主さんとお預かり先をつないできたピースワン.comが、帰省シーズンの預け先確保のコツを実務目線で整理しました。繁忙期に枠が埋まりやすい理由、自宅の近くと帰省先の近くのどちらで預けるか、いつ動けばよいか、送迎で手間を減らす方法まで。読み終わる頃には、この夏(この年末)の段取りが具体的に見えてくるはずです。
先に結論
お盆・年末年始は予約が集中し、大型犬やシニア犬の枠から先に埋まります。連休に預けたいなら、1〜2ヶ月前から動くのが安心です。
預け先は「自宅の近く」か「帰省先の近く」のどちらでも選べます。長距離移動が負担な子は、無理に連れて行かず自宅近くで預けるほうがよいこともあります。送迎を使えば、当日の手間もぐっと減らせます。
帰省シーズンの預け先は、なぜ埋まりやすいのか
まず押さえておきたいのは、お盆と年末年始が一年でもっとも予約が集中する時期だということです。多くの家庭が同じタイミングで帰省や旅行に出るため、ペットホテルの予約が一気に重なります。この時期は通常料金に割増しの繁忙期料金を設定する施設や、新規の受け入れを止める施設も出てきます。
大型犬・シニアの枠から先に埋まる
とくに注意したいのが、大型犬やシニア犬、持病のある子の枠は、もともと数が少ないため真っ先に埋まるという点です。大型犬を預かれる施設自体が限られ、シニアや投薬が必要な子は見守りの手間がかかるぶん、受け入れ枠がさらに絞られます。「料金が上がる」だけでなく「そもそも空きがない」状態になりやすいのが、繁忙期の帰省シーズンです。
繁忙期の料金がどのくらい変わるか、予約が取れないときにどうするかはペットホテルの繁忙期はいつ?GW・お盆・年末年始の料金と、予約が取れないときのコツでくわしく解説しています。あわせてご覧ください。
自宅の近くで預けるか、帰省先の近くで預けるか
帰省のときの預け先には、大きく分けて2つの選択肢があります。「自宅の近くで預けて出発する」か、「ペットを連れて帰省先まで行き、実家近くで預ける」かです。どちらがよいかは、移動距離と、うちの子が車や新幹線での長距離移動に耐えられるかで変わります。
それぞれの向き・不向きを一覧で比較
| 預け方 | 向いているケース | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| 自宅の近くで預ける | 長距離移動が負担な子/かかりつけ医の近くで安心したい | 出発前に預けに寄る時間を確保する必要がある |
| 帰省先の近くで預ける | 移動に慣れている子/帰省中も近くで様子を見に行きたい | 土地勘のない場所で施設を探す手間がかかる |
※どちらが正解ということはありません。うちの子の性格と移動への慣れで選んでください。
長距離の移動そのものが負担になりやすいのは、シニア犬・持病のある子・車酔いしやすい子・繊細な猫です。こうした子は、無理に帰省先まで連れて行くより、住み慣れた環境に近い自宅の近くで預けるほうが、体への負担が小さくてすむことがあります。反対に、ふだんからドライブに慣れていて移動を苦にしない子なら、帰省先の近くで預けて帰省中に会いに行く、という選び方もできます。
迷ったときの目安は「移動時間」です。片道1〜2時間ほどで着く帰省先なら、移動の負担も小さく、どちらを選んでも大きな差は出にくいでしょう。一方、車や新幹線で半日がかりの遠方へ帰る場合は、移動そのものがこの子の大きなストレスになります。その場合は、移動を減らせる自宅近くの預け先を軸に考えるのがおすすめです。そもそも預けるべきか、留守番やシッターも含めて比べたい方はペットの預け先を徹底比較|ホテル・シッター・知人・留守番の選び方もあわせてご覧ください。ペットホテルそのものの仕組みから知りたい方はペットホテルとは?仕組み・料金・選び方までの総合ガイドが入口になります。
いつ動く?お盆・年末年始の予約時期の目安
帰省シーズンの預け先確保で、いちばん大切なのが「動き出すタイミング」です。繁忙期は枠が早く埋まるため、行き先や日程が決まったら、できるだけ早く預け先の確保に取りかかるのが安全です。
1〜2ヶ月前から動くのが安心
目安としては、連休の1〜2ヶ月前には予約を始めたいところです。とくに大型犬・シニア・持病の子は枠が少ないので、早ければ早いほど選択肢が残っています。予約時には、次の点を最初に確認しておくとスムーズです。
繁忙期の予約で最初に確認したいこと
- 希望の日程で空きがあるか(連休は初日から埋まりやすい)
- 繁忙期の割増料金があるか、最終的にいくらになるか
- ワクチン接種証明の要否と、必要な種類
- キャンセル料が何日前から発生するか
- 投薬・療法食・持病への対応可否(必要な子のみ)
もし第一候補が満室でも、あきらめる必要はありません。キャンセルが出やすい時期でもあるので、キャンセル待ちを申し込んでおく、預ける施設を1軒に絞らず複数の候補に当たっておく、といった分散が有効です。何日前から予約すべきかを日数別に整理したペットホテルの予約はいつから?何日前がベスト&当日予約の可否も参考にしてください。
送迎を使って、手配の手間を減らす
帰省の準備は、預け先探しだけでも大変です。そこで検討したいのが送迎の活用です。出発当日にペットを預けに寄る時間がとれない、車がない、預け先が少し遠い——そんなときに、送迎を使えると段取りがぐっと楽になります。
送迎ありの施設と、ペットタクシーという手段
送迎には2つの方法があります。ひとつは、施設が自宅⇄施設の送迎に対応しているケース。もうひとつは、ペット専門の移動サービス(ペットタクシー)を使って預け先まで送ってもらうケースです。送迎は宿泊料金とは別のオプション料金になることが多いので、料金の目安は事前に確認しておきましょう。長距離移動が負担な子を無理なく預け先へ運ぶ手段としても役立ちます。
とくに帰省シーズンは、出発当日の朝が慌ただしくなりがちです。荷造り、戸締まり、家族の支度に加えて、ペットを預けに寄る時間まで確保するのは、意外と大変なもの。送迎を組み込んでおけば、当日は預け先への移動を任せられるぶん、心にも時間にも余裕が生まれます。とくに大型犬は車への乗せ降ろしも一苦労なので、送迎の相性がよい場合が多いです。予約のときに「送迎はお願いできますか」「対応エリアと料金はどのくらいですか」と、あわせて確認しておきましょう。
送迎の使い方や料金の考え方はペットの送迎(ペットタクシー)活用術|ホテル・病院への送り迎えと料金の目安で解説しています。旅行や帰省で預けるときの全体の流れは旅行のときのペットの預け方ガイドにまとめていますので、あわせてどうぞ。
預け先が見つからないときの相談先
ここまで段取りをお伝えしてきましたが、「大型犬だから何軒も断られた」「連休でもう空きがない」「帰省先の近くに土地勘がなくて探せない」という壁にぶつかる方もいます。とくに繁忙期は、条件に合う預け先を一人で探し当てるのが難しくなりがちです。
条件に合う預け先を無料でお探しします
ピースワン.comは、自社でペットを預かる施設ではありません。全国の提携先(お預かり先)の中から、犬種・年齢・持病・ご希望のエリアと日程に合わせて、条件に合う預け先を無料でお探しするコンシェルジュ(予約代行)です。「自宅の近く」でも「帰省先の近く」でも、ご希望のエリアで探せます。繁忙期の料金の目安や、空き状況の確認も、飼い主さんに代わってお手伝いします。
「うちの子でも預かってもらえる?」「お盆の枠、まだ間に合う?」の段階から、どうぞお気軽にご相談ください。相談は無料で、お急ぎのご相談も承っています。
よくある質問
Q. お盆や年末年始の帰省で預けたいのですが、いつから予約すべきですか?
連休の1〜2ヶ月前から動くのが安心です。お盆・年末年始は予約が集中し、とくに大型犬・シニア・持病の子の枠は早く埋まります。日程と行き先が決まったら、早めに預け先の確保に取りかかってください。第一候補が満室でも、キャンセル待ちや複数候補への打診で確保できることがあります。
Q. 自宅の近くと帰省先の近く、どちらで預けるのがよいですか?
うちの子が長距離移動に耐えられるかで選んでください。シニア・持病・車酔いしやすい子・繊細な猫は、無理に連れて行かず自宅の近くで預けるほうが負担が小さいことがあります。移動に慣れている子なら、帰省先の近くで預けて帰省中に会いに行く選び方もできます。
Q. 出発当日に預けに行く時間がとれません。送迎はお願いできますか?
施設が自宅⇄施設の送迎に対応している場合や、ペットタクシーを使って預け先まで送ってもらう方法があります。いずれも宿泊料金とは別のオプション料金になることが多いので、料金の目安は事前に確認しましょう。送迎に対応する預け先探しも、ピースワン.comでお手伝いできます。
あわせて読みたい
帰省は、家族にとって大切な時間です。うちの子の預け先を早めに整えておけば、当日にあわてずにすみ、安心して実家へ向かえます。もし預け先が見つからずに困ったら、一人で抱え込まず、いつでも気軽にご相談くださいね。🐾
執筆・監修:ピースワン.com(全国対応・ペットホテルコンシェルジュ)/受付時間 9:00〜18:00・年中無休