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持病・投薬がある犬はペットホテルに預けられる?断られたときの預け先の探し方

旅行の予定が決まった瞬間、入院の日取りが決まった夜、親の介護で家を空けると分かったとき——自分のことより先に、こう思っていませんか。「この子の薬、いったい誰が管理してくれるんだろう」と。

心臓の薬、朝晩のインスリン、発作を抑えるお薬。一日でも欠かせない子ほど、ペットホテルに電話して「持病がある子はちょっと…」と言われると、行き場をなくしたような気持ちになりますよね。「こんな体にしてしまって」「私が家を空けるせいで」——そんなふうに、つい自分を責めてしまう飼い主さんも少なくありません。

でも、どうか思い出してください。断られるのは、あなたのせいでも、その子のせいでもありません。持病や投薬のある子が断られやすいのには、施設側のはっきりした事情があります。そして、その事情さえ分かれば、対応できるお預かり先はちゃんと見つかります。この記事で、断られやすい理由と探し方を順にお伝えします。

先に結論

  • 一般のホテルで断られるのは、「医療対応・投薬の人手・万一の責任」を負いきれない施設側の事情から。あなたの落ち度ではありません。
  • 預けられるのは、動物病院の併設・提携/獣医師・動物看護師の対応/投薬・通院の代行/夜間の見守りといった条件が整った施設。
  • 探すコツは、①かかりつけに相談 ②動物病院がやっている預かり ③持病対応に強い紹介サービスを使うの3つ。
  • 投薬対応ができるかどうかは、その子の状態と、施設・かかりつけの獣医師の判断によります。まずは病名とお薬の内容を伝えて相談することから。

持病・投薬がある犬が、一般のペットホテルで断られやすい理由

断られるのは、あなたの愛犬に問題があるからではありません。多くの場合、施設側が「うちでは安全にお預かりできない」と誠実に判断しているだけです。その理由は、大きく3つに分かれます。

理由①:万一の急変に、医療対応ができない

一般のペットホテルは、あくまで「元気な子を一時的にお預かりする場所」として設計されています。獣医師が常駐しているわけではなく、夜間はスタッフがいない施設も珍しくありません。持病のある子が預けている間に急に具合を崩したとき、その場ですぐ処置や受診の判断ができない——この「もしも」に責任を持てないからこそ、無理にお預かりしないという選択をしています。

理由②:投薬・通院を任せられる人手と体制がない

「朝8時にこの薬を1錠」「食後にインスリンを決まった単位で」——お薬は、量もタイミングも一頭ずつ違います。多くの子を少人数で見ているホテルでは、この繊細な管理を確実に続けるのが難しいのが実情です。飲ませ忘れや量の間違いが命に関わる子ほど、施設は「生半可には引き受けられない」と考えます。これは冷たさではなく、むしろ誠実さのあらわれです。

理由③:表には出てこない「責任を負いきれない」という本音

そして、ホームページには決して書かれない3つ目の理由が、実はいちばん多い。「万一のことがあったら、責任を負いきれない」という施設側の不安です。持病のある子は預かり中のリスクがどうしても高くなるため、トラブルを避けようと、受け入れの入り口で「持病のある子はお断り」としている施設は少なくありません。

つまり、断られた回数が多いほど「うちの子はダメなんだ」と落ち込んでしまいがちですが、事実は逆です。断られやすい理由を知って、その条件を満たす施設だけに絞って探せば、預け先はぐっと見つかりやすくなります。

預けられる先の条件(こんな施設なら、任せられる)

では、持病や投薬のある子を安心して託せるのは、どんな施設でしょうか。次のような条件が整っているかどうかが、見きわめの目安になります。すべてを満たす必要はありません。その子の状態に合わせて、必要な条件が揃っているかを見ていきます。

動物病院の併設や夜間の見守りがあるか

  • 動物病院が併設、または提携している……何かあったとき、すぐ獣医師の目が届く環境。持病のある子には、いちばん心強い条件です。
  • 獣医師・動物看護師が対応してくれる……投薬や体調の変化に、専門知識を持つスタッフが気づいて動ける体制。
  • 投薬・通院の代行に対応している……決まった時間の与薬や、預かり中の通院までお願いできるか。
  • 夜間もスタッフが常駐、または見守りがある……夜鳴きや夜間の急変に対応できるか。24時間スタッフが常駐する施設もあります。
  • 少頭数で、ていねいに見てくれる……様子を細かく見てもらえるほど、変化に早く気づけます。

⚠️ ひとつだけ、正直にお伝えしておきたいことがあります。投薬や通院に対応できるかどうかは、その子の状態と、施設・かかりつけの獣医師の判断によります。「持病OK」とうたっていても、その子の病気の重さや処置の内容によっては難しい場合もあります。だからこそ、病名とお薬の内容を具体的に伝えたうえで、一頭ずつ相談することが大切です。

預け先の探し方、3つのコツ

条件が分かったら、次は探し方です。やみくもに「ペットホテル 持病」で検索して電話をかけ続けるより、次の3つの入り口から当たると、ぐっと近道になります。

コツ①:まず、かかりつけの獣医師に相談する

いちばん確実なのは、ふだん通っている動物病院に「数日、預かってもらえる先を探しています」と相談することです。かかりつけなら、その子の病気や性格を分かったうえで、預かりを受けている病院や対応できる施設を紹介してくれることがあります。動物病院そのものが、入院とは別に「お預かり」を行っているケースも少なくありません。

コツ②:動物病院がやっているペットホテル・預かりを探す

一般のペットホテルではなく、動物病院に併設されたお預かりサービスを軸に探すのも有効です。医療の目が常にある環境なら、投薬も、万一の急変も、同じ場所で対応してもらえる可能性が高くなります。「地域名+動物病院+ペットホテル」で探してみてください。

コツ③:持病対応に強い紹介サービスを使う

とはいえ「近所の病院はどこも預かりをやっていない」「何軒あたっても見つからない」という声も、本当によく届きます。一軒ずつ電話で事情を説明し、また断られて…を繰り返すのは、心も体も消耗します。そんなときは、条件に合うお預かり先を代わりに全国から探してくれる紹介サービスを使うのもひとつの方法です。ピースワン.comは、まさにこの「持病・投薬のある子の預け先探し」を専門にお手伝いする窓口です。

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預ける前に用意しておくもの

預け先が決まったら、当日までに準備しておきたいものがあります。ここをていねいに整えておくほど、スタッフもその子に合ったケアがしやすくなります。飼い主さんにしか分からない情報を、きちんと引き継ぐことが何より大切です。

お薬と引き継ぎメモを忘れずに

  • お薬(預ける日数+予備の分)……不足すると命に関わる子もいます。余裕をもって、少し多めに。
  • 投薬の指示書……薬の名前・量・タイミング・飲ませ方のコツまで。パッケージやピルケースをスマホで撮って渡すと分かりやすいです。
  • かかりつけの情報……病院の連絡先、担当医の名前、現在の病名と治療内容。書いて渡しておけば、事情を知らない病院に運び込まれる事態を防げます。
  • 緊急時の連絡先……いざというとき、確実につながる先。旅先で電話に出られない場合の第二連絡先もあると安心です。
  • ふだんの食事とケアのクセ……食べさせ方のコツ、夜のルーティン、その子だけの「安心するポイント」まで。

こうした「もしものときの引き継ぎ」を一枚にまとめておく考え方は、シニア犬の備えにも通じます。急な入院に備える書き方は、シニア犬のための「もしもノート」でも具体的に紹介していますので、あわせてご覧ください。毎日の投薬と介護に、少し疲れを感じているなら、レスパイト(飼い主さんの休息)という選択についての記事も、きっと肩の荷を軽くしてくれます。

何軒も断られて、途方に暮れてしまったら

「持病があるだけで、こんなに預け先がないなんて」——そう感じて、ひとりで抱え込んでいませんか。急な入院、外せない用事、家族の事情。「どうしても家を空けなければならない日」は、誰にでも訪れます。そのときに預け先がないのは、あなたの努力が足りないからでは、決してありません。

全国から預け先を代わりに探します

ピースワン.comは、自分たちで犬をお預かりする施設ではありません。全国のお預かり先とネットワークを結び、その子の病気やお薬に合う施設を、代わりに無料でお探し・ご紹介する窓口です。体重・犬種・年齢、持病やお薬の内容、預けたい日程とエリア——この数点を教えていただければ、条件に合うお預かり先を全国から探します。何軒も電話をかけ直すのは、もうこちらにお任せください。

「今すぐ預けなきゃ」でなくても大丈夫です。元気な”今”のうちに「相談できる先がちゃんとここにある」と知っておくだけで、日々の心の重さは変わります。相談は無料です。

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よくある質問

Q. 持病があると、どんな犬でも預けられないのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。一般のホテルで難しくても、動物病院が併設された施設や看護対応のできる施設なら、受け入れているところがあります。ただし投薬や通院に対応できるかは、その子の状態と施設・かかりつけの獣医師の判断によります。まずは病名とお薬の内容を伝えて、相談することから始めましょう。

Q. インスリン注射や、てんかんの発作止めが必要でも預かってもらえますか?
注射や与薬のタイミングが決まっている子は、対応できる施設が限られるのが実情です。動物看護師が常駐して投薬の記録をつけてくれる施設や、動物病院そのものが預かりを行っているところが候補になります。可否は施設ごとの判断になりますが、条件を具体的に伝えれば、対応できる先を全国から探せます。

Q. 預けている間に具合が悪くなったら、どうなりますか?
だからこそ、医療対応ができる施設を選ぶことと、事前に「かかりつけの連絡先」「緊急時にどうしてほしいか」を書面で渡しておくことが大切です。もしものときの連絡や受診の流れを預ける前に施設と確認しておけば、離れている間のあなたの不安も、ぐっと軽くなります。

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どうか、ひとりで抱え込まないでください。あなたがその子の薬やクセを毎日守ってきたこと、そのすべてが、次の預け先にちゃんと引き継げます。「もしものときの預け先」、一緒に探しましょう。

※この記事は獣医療の代わりではありません。持病やお薬、体調でご不安がある時は、必ずかかりつけの獣医師にご相談ください。お預かり先での投薬・通院対応の可否は、その子の状態と施設・獣医師の判断によります。



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