ペットホテルの長期預かり料金はいくら?1週間〜1ヶ月の連泊割引・月額プランの目安
海外赴任や長期出張、ご自身の入院などで、1週間から1ヶ月といった長い期間ペットを預けたい——。そんなとき、いちばん気になるのが「長期だといったいいくらかかるのか」ではないでしょうか。1泊の相場は調べても、1ヶ月分となると総額が読みにくく、連泊割引や月額プランがあるのかも分かりにくいものです。
この記事では、全国の飼い主さんとお預かり先をつないできたピースワン.comが、長期預かりの料金を「1泊単価×日数」という基本の考え方から整理し、連泊割引・月額プランの仕組み、長期だからこそ増える費用、面会・健康管理・持ち物の見方、そして海外赴任・入院・出張といったシーン別の探し方までまとめました。読み終わる頃には、長期の料金表を見たときに「この総額は妥当か」を自分で判断できるようになります。
先に結論
長期の料金は「1泊単価 × 日数」が基本で、小型犬なら1週間おおよそ2〜3万円台、1ヶ月で9〜15万円ほどが一つの目安です(施設・地域・時期で大きく変わります)。連泊割引や月額プランで1泊単価が下がる施設もあります。
ただし、長期は「1日あたりの安さ」だけで選ぶと、健康管理や面会体制の差で後悔しがちです。総額と一緒に「長い期間、安心して任せられるか」を必ず確認しましょう。
長期預かりの料金は「1泊単価 × 日数」が基本
まず押さえたいのは、多くのペットホテルで長期料金も1泊あたりの単価がベースになっている、ということです。1泊の相場を基準に日数分をかければ、おおよその総額の見当がつきます。日ごとの相場そのものはペットホテルの料金相場ガイドで詳しく解説しているので、まずは1泊の目安を押さえてから読むと分かりやすいです。
1週間・2週間・1ヶ月の料金早見表
下の表は、1泊の単価をもとに1週間(7泊)・2週間(14泊)・1ヶ月(30泊)を概算した目安です。あくまで幅のある目安で、連泊割引の有無・地域・時期によって上下します。
| 預ける期間 | 小型犬の目安 | 大型犬の目安 |
|---|---|---|
| 1週間(7泊) | 約2〜3.5万円 | 約3.5〜5.5万円 |
| 2週間(14泊) | 約4〜7万円 | 約7〜11万円 |
| 1ヶ月(30泊) | 約9〜15万円 | 約15〜24万円 |
※小型犬1泊3,000〜5,000円、大型犬1泊5,000〜8,000円を基準に日数分で概算した目安です。連泊割引・地域・時期で実際の総額は変わります。
猫の場合は1泊2,500〜4,000円ほどが目安なので、1ヶ月ならおおよそ7.5〜12万円あたりが一つの見当です。ただし、この表はあくまで「割引を考えない素の掛け算」です。実際には次に説明する連泊割引や月額プランで下がることもあれば、長期ならではの追加費用で上がることもあります。まずは総額のスケール感をつかむための地図として使ってください。
連泊割引・月額プランの仕組みと考え方
長期で預けるなら、いちばん気になるのが「まとめて預けたら1泊あたり安くなるの?」という点でしょう。ここは施設によってかなり差があります。
連泊割引と月額プラン、どちらで安くなる?
長期料金の設定には、大きく分けて次のようなパターンがあります。
- 連泊割引タイプ:3泊以上・7泊以上など、一定の泊数を超えると1泊単価が数百円〜1割ほど下がる。長期になるほど1日あたりが少しずつ安くなる(単価の逓減)。
- 月額・長期定額タイプ:1ヶ月いくら、という定額プランを設けている施設。老犬ホームや長期預かりに力を入れる施設に多く、1泊換算では割安になることがある。
- 割引なしタイプ:長期でも1泊単価は変わらない。都市部の人気施設や、少人数で手厚く見る施設に多い。
ポイントは、「1泊単価×日数」と「長期プランの定額」を両方出してもらい、総額で比べることです。月額プランが必ずしも得とは限らず、短めの連泊なら通常料金+割引のほうが安いケースもあります。予約前に「1週間(または1ヶ月)だと、割引を含めて最終的にいくらになりますか」と総額の目安を確認しておくと、比べやすくなります。
なお、1ヶ月を大きく超えるような長い不在では、ペットホテルよりも老犬ホームや長期預かり専門施設、シッターのほうが向くこともあります。預け先の種類ごとの向き・不向きは預け先を徹底比較(ホテル・シッター・知人・留守番)もあわせてご覧ください。長期の総額の内訳をもっと細かく見たい方はペットホテル費用の内訳と総額の見方が参考になります。
長期だからこそ増えやすい費用と落とし穴
長期は「1泊単価×日数」だけでは終わらないことがあります。短期では気にならなかった費用が、日数が増えるぶん積み上がっていくからです。
長期で乗りやすい追加費用チェック
とくに、散歩や投薬のように1回ごと・1日ごとに加算されるオプションは、長期になるほど総額への影響が大きくなります。1日400円の散歩オプションでも、30日つければ1万円を超えます。表示の宿泊費が安く見えても、こうした積み上げで総額が変わる点に注意してください。
長期で見落としやすい費用チェック
- 散歩・遊びのオプション(1日ごとに加算)
- 投薬・点眼・インスリンなど日々のケア
- 指定フード・療法食の持ち込み対応料
- 期間中のシャンプー・トリミング(長期は途中で1回入れることも)
- 繁忙期(GW・お盆・年末年始)をまたぐ場合の割増(時期により+2〜5割の施設も)
- 予定が延びたときの延長料金・キャンセル規定
長期の予約が連休をまたぐ場合は、その期間だけ繁忙期料金が乗ることもあります。繁忙期は料金が上がるだけでなく、そもそも長期枠の空きが埋まりやすいので、早めの予約が安心です。いつから動けばよいかはペットホテルの予約 完全ガイドで解説しています。予約時に「この期間で、うちの子の場合、オプションも含めて最終的にいくらになりますか」と一度確認しておくと、お迎え時の請求で驚かずにすみます。
長期は「面会・健康管理・報告」で選ぶ
長期預かりでは、料金と同じくらい——場合によってはそれ以上に——「長い期間、心身の状態をどう見てもらえるか」が大切になります。日数が長いほど、環境の変化による体調やストレスの影響が出やすいからです。実際、利用者の多くは価格より安全性を重視して施設を選んでいるという調査もあります。
長期で確認したい「様子がわかる仕組み」
長期に向く施設かどうかは、次のような点で見極めやすくなります。
- 面会・様子の共有:期間中に面会できるか、写真や動画・LINEなどで様子を報告してもらえるか
- 健康チェック:食欲・排泄・元気の有無を毎日見てくれるか、記録を残してくれるか
- 夜間の見守り:夜間もスタッフがいるか、無人になる時間があるか
- 医療連携:体調を崩したときに相談できる動物病院と連携しているか、緊急時の連絡体制が決まっているか
離れている期間が長いほど、「今日も元気にしている」と分かることの安心感は大きいものです。写真報告や面会の可否は、長期こそ最初に確認したいポイントです。とくにシニアや持病のある子は、日々の健康チェックと医療連携がある施設のほうが結果的に安心なことが多く、選び方も少し変わってきます。シニア・持病の子の預け先はシニア・持病の子の預け先 完全ガイドにまとめています。
長期の持ち物は「多め」と「情報」を意識する
持ち物は短期と基本は同じですが、長期では量と情報の伝え方がポイントになります。フードは日数分+予備を多めに小分けで用意し、いつものにおいのついたタオルやおもちゃがあると、慣れない環境でも落ち着きやすくなります。持病や投薬がある場合は、薬の量とタイミング、かかりつけ医の連絡先、体調が崩れたときの希望を書いたメモを添えておくと、施設側も対応しやすくなります。長期で自宅と施設の行き来が難しいときは、送迎に対応する施設を選ぶのも一つの手です。探し方は送迎ありのペットホテルの探し方を参考にしてください。
海外赴任・入院・出張——長期で預けたい時の探し方
長期の預け先を探す背景には、海外赴任・単身赴任、ご自身やご家族の入院、長期出張など、飼い主さんの事情があるものです。シーンごとに、少しだけ気をつけたい点があります。
対応できる施設が少ない長期は、早めの相談が安心
- 海外赴任・長期不在:数ヶ月〜年単位になる場合は、ペットホテルより老犬ホームや長期預かり専門、里親・一時預かりも含めて検討を。海外赴任に伴う長期の預け方は海外赴任で長期間ペットを預けるときの選択肢で詳しく解説しています。
- 急な入院:期間が読みにくいことが多いので、延長のしやすさとキャンセル規定を最初に確認。当日から預けたいときは当日でも預けられるペットホテルの探し方もあわせてご覧ください。
- 長期出張:数週間単位なら連泊割引や月額プランが効きやすい期間。送迎とセットにすると、留守中の負担が軽くなります。
長期でむずかしいのは、そもそも1週間・1ヶ月といった長さを受け入れてくれる施設が、短期よりぐっと少なくなることです。大型犬・シニア・持病の子ならなおさらで、「料金を比べる以前に、預かってくれる施設が見つからない」というご相談は少なくありません。決して、あなたの子に問題があるわけではありません。長期を安全に預かれる体制のある施設が、単に限られているだけです。
ピースワン.comは、自社でペットを預かる施設ではありません。全国の提携先(お預かり先)の中から、犬種・年齢・持病・ご希望のエリアと期間に合わせて、長期でも条件に合う預け先を無料でお探しするコンシェルジュ(予約代行)です。連泊割引や月額プランの有無、総額の目安、面会・報告の可否といった確認も、飼い主さんに代わって行います。
「1ヶ月でも預かってもらえる?」「予算内で長期を探せる?」の段階から、どうぞお気軽にご相談ください。相談は無料で、今日・明日のお急ぎのご相談も承っています。
よくある質問
Q. ペットホテルに1ヶ月預けると料金はいくらくらいですか?
1泊単価×日数が基本なので、小型犬でおおよそ9〜15万円、大型犬で15〜24万円ほどが一つの目安です(猫は7.5〜12万円ほど)。ただしこれは割引を考えない素の概算で、連泊割引や月額プランで下がることも、散歩・投薬などのオプションや繁忙期加算で上がることもあります。必ず「割引や追加を含めて、最終的にいくらになるか」まで確認してください。
Q. 長期だと1泊あたりの料金は安くなりますか?月額プランはありますか?
施設によります。3泊以上や7泊以上で1泊単価が下がる連泊割引タイプ、1ヶ月いくらの月額・定額タイプ、長期でも単価が変わらないタイプがあります。「1泊×日数」と「長期プランの定額」を両方出してもらい、総額で比べるのがおすすめです。長期に力を入れる施設ほど、月額プランを用意していることがあります。
Q. 長期の間、面会や様子の確認はできますか?
施設によって対応が分かれます。期間中の面会OKの施設、写真や動画・LINEで毎日〜数日おきに様子を報告してくれる施設、面会は不可という施設などさまざまです。長い期間ほど「様子がわかること」の安心感は大きいので、予約前に面会・報告の可否を確認しておくとよいでしょう。ピースワン.comでも、こうした条件に合う預け先を無料でお探しします。
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長期の預け先選びは、料金の見通しと「長い間、安心して任せられるか」の両方が大切です。1週間でも1ヶ月でも、預け先がまったくないと決めつけなくて大丈夫。1軒断られても、次の選択肢はきっとあります。一人で抱え込まず、いつでも気軽にご相談くださいね。🐾
執筆・監修:ピースワン.com(全国対応・ペットホテルコンシェルジュ)/受付時間 9:00〜18:00・年中無休