イヌ・ネコの熱中症対策|夏の預け先と7つの備え
「まだ6月だから大丈夫」——その油断が、犬や猫にとっていちばん危ない季節です。
犬や猫の熱中症対策は、暑くなってから慌てるのではなく、暑くなる前に始めたい備えです。日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」でも、毎年、暑熱順化や猛暑への備えが呼びかけられています。
人だけでなく、犬や猫にとっても、高温多湿・アスファルト・車内・室内の暑さは大きな負担になります。この記事では、犬猫の熱中症で特に注意したい症状、散歩・室内・車内の3場面での予防策、そして旅行や外出時に「留守番させるのが不安」と感じたときの預け先の考え方を、飼い主さん目線で整理します。
🎬 この記事の内容は、動画でも解説しています(約10分)
犬猫の熱中症、夏にまず知っておきたいこと
日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」では、犬や猫を飼っている人に向けて、ペットの熱中症は高温多湿な環境に長時間さらされることで体温が上がり、高体温や脱水によって起こる病気だと説明されています。猫にも起こりますが、特に犬に多く見られるとされています。
人間は「暑いから休もう」「水を飲もう」と自分で判断できます。でも犬や猫は、暑さのつらさを言葉で伝えられません。特に犬は散歩中、地面に近い高さを歩くため、飼い主さんが感じている気温以上に強い熱を受けていることがあります。
さらに近年の夏について、日本気象協会は全国的に気温が平年より高い傾向を示しており、猛暑になる年が増えています。梅雨明け後は急に暑さが強まりやすく、人もペットも体が暑さに慣れていない時期ほど注意が必要です。
地面に近い高さを歩く犬は、飼い主が感じる気温をはるかに超える熱を浴びています。
犬猫の熱中症で見逃したくない初期症状
犬猫の熱中症は、早く気づくことがとても大切です。下のサインが出ていないか、毎日チェックしてあげてください。
ハアハアと激しい呼吸をする(パンティング)/よだれが増える/歯ぐきや舌などの粘膜が赤く見える/心拍が速い
ぐったりする/吐く・下痢をする/ふるえる/意識がぼんやりする/けいれんが出る
熱中症は重症化すると命に関わることもあるため、「少し様子を見よう」で長く待たないことが大切です。
もし熱中症が疑われるときは、涼しい場所へ移動し、常温の水道水で体を濡らして風を送るなど、体幹を冷やしながら、すぐに動物病院へ相談してください。急激に冷やそうとして氷や極端に冷たい水を使うと逆効果になる場合があるとされているため、自己判断だけで進めないようにしましょう。
散歩・室内・車内で変わる犬猫の熱中症対策
犬猫の熱中症対策は、場面ごとに分けて考えると整理しやすくなります。3つの場面で見ていきましょう。
まず散歩では、時間帯の見直しが基本です。朝や夕方に涼しく感じても、アスファルトには熱が残っていることがあります。出発前に手で地面を触り、熱すぎないか確認しましょう。
屋外へ出る必要があるときは、こまめな給水を意識します。暑い日の長時間移動、炎天下での待機、日陰の少ない場所での散歩は避けたい行動です。大型犬や短頭種、シニア犬、肥満ぎみの子、心臓・呼吸器・腎臓などに持病がある子は、より慎重に考えてください。
室内では、風通しと温度管理が重要です。「室内だから安全」とは限りません。日本気象協会の犬猫向け情報では、暑い時期の室内温度は26℃以下を目安に維持することが示されています。
ペットが涼しい場所を自分で選べるようにし、水をいつでも飲める状態にしておきましょう。
車内は特に危険です。外気温がそれほど高くない日でも、直射日光が当たる場所に駐車すると車内温度は上がります。短時間でも、犬や猫を車内に残して離れないでください。
少しの買い物、送迎、荷物の受け取りの間でも、車内に残す判断は避けましょう。
【観光・旅行中の方へ】暑い中、ワンちゃんを連れて歩いていませんか?
夏の観光地では、宮島や平和記念公園、尾道をはじめ、各地でワンちゃんを連れて歩く観光客の方をよく見かけます。でも、炎天下のアスファルト、混雑、長時間の屋外移動は、ワンちゃんにとって熱中症のリスクがとても高い状況です。
かといって、慣れない土地のペットホテルに丸一日預けるのは抵抗がある——そんな飼い主さんのための選択肢が、「ピースワン・ポート」です。
観光地までお迎えに行き、ワンちゃんをお預かり。飼い主さんが宮島や資料館などペット同伴が難しい場所を観光している数時間だけ、冷暖房完備の専用車両と涼しい環境で安全にお預かりします。観光が終わったら、宿泊先やご希望の場所までお届けします。
LINEで様子もお知らせするので、観光中も安心。シニア犬・短頭種・大型犬にも対応しています。
飼い主さんは暑さを気にせず観光を楽しめて、ワンちゃんは涼しい場所で安全に過ごせる。どちらにとっても無理のない夏の過ごし方です。
ピースワン・ポートは広島発のサービスですが、現在、日本各地の観光地へとサービスを拡大中です。広島はもちろん、旅行先・観光先がどちらであっても、まずはお気軽にご相談ください。お問い合わせは広島に限らず、日本全国いつでもお待ちしています。
夏の旅行・外出で「留守番が不安」なときの考え方
夏の悩みは、熱中症対策だけではありません。旅行、出張、入院、冠婚葬祭、急な外出が重なると、こんな状況になりやすくなります。
「家で留守番させるのは暑さが心配」
「車で連れて行くのも不安」
「でも、近所のペットホテルに断られてしまった」
特に大型犬、シニア犬、持病のある子、投薬や見守りが必要な子は、一般的なペットホテルで受け入れが難しい場合があります。これは「迷惑だから」ではなく、施設側にも安全に預かるための人員、設備、経験、緊急時対応の限界があるからです。
ただ、1件断られたからといって、預け先がまったくないと決めつける必要はありません。夏は、暑さに配慮できる環境か、空調管理ができるか、散歩や排泄のタイミングを調整できるか、体調変化に気づける体制があるかを確認しながら、条件に合う施設を探すことが大切です。
ピースワン.comで夏の預け先相談ができる理由
ピースワン.comは、自社でペットを預かるペットホテルではありません。広島発・全国対応のペットホテルコンシェルジュ/マッチングサービスとして、飼い主さんと提携施設をつなぐ仲介サービスです。
専門領域は、大型犬、シニア犬、持病や特別なケアが必要なペットの預け先探しです。「大型犬だから断られた」「高齢だから心配と言われた」「投薬があるので受け入れが難しいと言われた」——そんな飼い主さんからの相談を受け、条件を伺いながら、全国の提携施設ネットワークの中から候補をお探しします。
夏の預け先探しでは、犬猫の熱中症リスクを踏まえて、空調、見守り、移動距離、預ける時間帯、持病や年齢、性格、普段の生活リズムまで確認することが大切です。ピースワン.comでは、まず飼い主さんの状況をヒアリングし、施設提案、予約へと進めていきます。
「急な予定で今日・明日にも預け先を探したい」「夏の帰省中だけお願いしたい」「暑さが心配なので、留守番以外の選択肢を知りたい」という場合も、まずはご相談ください。
よくある質問
Q. ピースワン.comはペットホテルですか?
A. いいえ。ピースワン.comは全国のペットホテル・提携施設と飼い主様をつなぐコンシェルジュ(仲介)サービスです。自社でペットをお預かりする施設ではなく、条件に合う預け先探しをサポートします。
Q. 夏だけ、数日だけの預け先相談もできますか?
A. はい、ご相談いただけます。旅行、帰省、出張、入院、冠婚葬祭など、短期間の預け先探しでも状況を伺います。夏は熱中症対策が重要になるため、年齢、犬種・猫種、持病、普段の過ごし方もあわせてお知らせください。
Q. シニア犬や持病のある子でも相談できますか?
A. はい。ピースワン.comでは、大型犬、シニア犬、持病や特別なケアが必要なペットの預け先探しを専門領域としています。ただし、体調や医療的な判断が必要な場合は、事前にかかりつけの動物病院へ確認したうえでご相談ください。
YouTubeで見る(約10分)
ピースワン.comは、「預け先がない」を、なくす。ペットとその家族が、諦めなくていい社会へ——という想いで預け先探しをお手伝いしています。
参考:日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」犬や猫を飼っている人/暑熱順化前線/家族やペットを車に乗せる人