夫が逝った日、愛犬は玄関でずっと待っていた。残された私が見つけた「この子との生き方」
※こちらは、実際にお客様からいただいたご相談をもとに掲載しています。
ご本人の許可を得て、プライバシーに配慮した形で内容を一部編集しています。
夫が逝って、3日が経った頃のことでした。
葬儀の手続き、親戚への連絡、子どもたちへの説明——怒涛のような日々の中で、私はある夜、玄関の前にたたずむ一つの影に気がつきました。
ラブラドールのクロが、
ドアをじっと見つめていました。
夫が帰ってくるのを、
まだ待っていたんです。
その姿を見て、私は声を上げて泣きました。
「この子、これからどうしよう」
散歩は毎朝、夫の仕事でした。ごはんの量も、病院の予約も、しつけも——全部、夫がやっていました。
私はペットの世話が正直よくわからない。子どもたちも仕事で手がいっぱいです。
でも、クロは夫が溺愛していた大切な家族でした。手放すなんて、絶対にできない。でも、私一人でちゃんとできるか、まったく自信がありませんでした。
途方に暮れていた私が、一本の電話をしました
ある日、娘が「ペットのこと、相談できるところがあるよ」と教えてくれました。
半信半疑で電話をすると、こう言われたんです。
「まず、相談だけでもいいですよ。
何でも話してください。」
その言葉に、どれだけ救われたか。
一人で抱え込まなくていい
散歩に行けない日は、プロにお願いできる。急な用事ができた時は、安心して預けられる場所がある。しつけのことも、専門家に相談できる。
夫がいなくなっても、クロの「平和で幸せな時間」は、守ることができると知りました。
そして気づいたんです。クロのお世話をすることが、今の私の「生きる理由」になっていることに。
クロは今日も、夫の匂いを探しています
夫のお気に入りだったソファの隅で、クロはよく鼻をうずめています。
この子がいてくれるから、私は前を向けます。この子を守ることが、夫への約束だと思っています。
もし今、同じように途方に暮れているあなたがいたら、伝えたい。
一人で頑張らなくていい。
頼れる場所が、あります。
(沖縄県・60代女性 / ラブラドール飼い主様より)
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